シアリスの使用量は年齢によって変える必要があるか

シアリスは勃起不全症(ED)に用いられる薬です。ED治療薬には他にバイアグラ、レビトラの2種類が日本では販売されていますが、シアリスは最も新しく発売されたED治療薬です。ED治療薬はいずれも同じ作用機序を有しており、ホスホジエステラーゼVを阻害することで血管を拡張させ、陰茎海綿体への血液流入量を増やし、勃起を誘発させます。シアリスの特徴としては他の薬剤よりも副作用の発現率が低く、他の薬剤との相互作用の心配も少ないことが挙げられます。つまりより安全に使用できるED治療薬なのです。
シアリスの使用量に関してですが、成人では通常1回10mgを性行為の1時間前に服用します。ただし10mgで効果が不十分であった場合にはシアリスの使用量を最大20mgまで増量することができるようになっています。年齢と使用量の関係に関してですが、まず15歳以上で服用することができる薬で小児への適応はありません。15歳以上では先陣と同じ使用量で服用することとなります。ただ年齢が高齢になってくると使用量の調節が必要となってくる可能性があります。軽度、または中度の肝障害の方は1回の使用量は10mgまでとされており、使用する間隔を24時間以上空けることとされています。重度の肝障害の場合には禁忌となっています。これはシアリスの有効成分タダラフィルが肝臓で主に代謝されるためです。また中等度、または重度の腎障害の方では開始量を5mgからとし、投与間隔は24時間以上空けます。また中等度の腎障害の方の最高用量は10mgで、10mgを服用する場合には投与間隔を48時間以上空けます。また重度の腎障害では最大用量が5mgとされています。
肝障害や腎障害は年齢を重ねるにつれて起こりやすくなるので高齢の方は用量に注意が必要です。